「義両親とうまくいかない」
「気を使って生活するのに疲れた」
「親のために生きているみたいで苦しい」
そんなふうに感じているあなたへ。
まず最初に言わせてください。
あなたは、もう十分すぎるほど頑張っています。
二世帯住宅に住むという決断は、義理の立場の人間にとって想像以上に大きな勇気が必要です。よく知らないうえに年齢も離れた“目上の人”と共同生活をするなんて、普通に考えたら誰だって怖いことです。
それでも「家族のために」と踏み出したその一歩だけで、あなたは尊敬に値します。親にとっても、子どもが同居してくれることはそれだけで一生分の親孝行なんです。
そして、あなたはその「親孝行の協力者」。つまり、すでに恩人です。

それ以上を求められる筋合いなんて、どこにもないのです!
なぜ「二世帯同居」が最高の親孝行なのか
二世帯に住むことは、義理の立場のあなたにとって相当な覚悟が必要です。なぜなら、
- よく知らない
- 年齢が離れている
- 価値観も違う
- プライベートも守りにくい
そんな「職場でも避けたいレベルの人間関係」を、あえて引き受けてあげてるわけです。あなたがしていることを言い換えると、
ノーギャラ・定年なし・プライベートなしの24時間365日耐久レースに参加してあげている
ということ。義両親は、この究極の親孝行によって、「子どもが近くにいるという、金銭では買えない安心感」という超高額のメリットを手に入れています。
なのに、それ以上を望んでくるとしたら、それは『1億円もらった人が「お礼に肩もんで」と言ってくるようなもの』。

もはや、バチが当たります。
あなたは「恩人」です。義両親にとって、あなたの存在は宝くじが当たったレベルなのです。
堂々としていい!義理の立場で許される4つの行動リスト
あなたを苦しめている「義理の立場の義務感」は、今日でゴミ箱に捨てましょう。
例えば、以下の行動は今すぐ辞めてしまいましょう。
- 足音を気にして歩くのをやめる
- 興味のない話に無理に相槌を打たなくていい
- ご飯を作ってあげる必要はない
- 介護は最初から「施設」一択
- 子どもの不始末で謝るのはやめる
- イヤなことはイヤと伝える
1.足音を気にして歩くのをやめる
子世帯が2階なら、足音を気にして生活していませんか?ぶっちゃけ、どれだけ気をつけても生活音は出ます。
「二世帯住宅に住んであげているんだから、多少の振動は我慢してくれ」
くらいの気持ちでOKです。深夜のトイレだって、堂々と歩きましょう。
2.興味のない話に無理に相槌を打たなくていい
義両親の話に心のこもった相槌を打つのは、あなたの精神的なエネルギーの浪費です。
「へー」「そうなんですね」で十分。究極は、スマホを見ながら一瞬だけ目線だけ上げて相槌。
これで充分に“聞いてる風”です。会話が途切れても、あなたのせいではありません。

喋りたいならそっちから話題振ってこい精神でOK。
3.ご飯を作ってあげる必要はゼロ
同居していても生活空間が別なら食事も別が基本です。
「今日のご飯、パスタにしました~。あ、ウチのですけどね!」
くらいでOK。
義両親が作ってくれたときだけ、「いつもありがとうございます!」と感謝すれば十分です。

間違っても、将来作ってあげなきゃとか思う必要はありません。
4.介護は最初から「施設」一択
血の繋がりのないあなたが、義両親の排泄の世話をする必要は、本当にありません。
介護は実子の仕事。
実子が難しければ、迷わずプロ(施設)へ。
あなたはすでに二世帯に住むという巨大な親孝行をしているんです。そこに介護まで背負う必要はありません。
親世代は面倒を見るのが当たり前という価値観を持っている人が多いです。でもそれはあくまで親の価値観。「へー、そういう考えをお持ちなんですね」と受け止めるだけにしましょう。

うちも義両親から介護の話が出るけど完全スルー。
妻でさえ介護する気ゼロ。
5.子どもの不始末で謝るのはやめる
子どもが部屋を汚したり騒いだりしても、それは“あなたの責任”ではありません。子どもは成長の過程でやらかすものです。自然なことです。
注意するのは親の役目ですが、義両親に対して必要以上に平謝りする義務はありません。

一緒に住む時点で「子どもが騒ぐ可能性」も含めての二世帯です。
想定内、の態度でOK。
6.イヤなことはイヤと伝える
「今日は疲れたのでやめます」「それはできません」と言うのは、わがままでも冷たいわけでもありません。
あなたの心を守る「大切な防衛本能」です。
自己犠牲で成り立つ平和は、必ずあなたを壊します。無理なことには、ちゃんと線を引いていいんです。

「ウチの方針とは違います」も使える最強ワード。角が立たずに断れます。
まとめ:あなたはもう十分。もっと自由に生きていい
- 気遣い
- 生活の制限
- 住宅ローンという金銭負担
あなたはすでに、“トリプル負担”を背負っています。もうこれ以上、あなたの人生を削らなくていい。
「二世帯住宅に住んでやったんだから、私は自由に生きる!」
この最強の呪文を胸に、今日からは堂々と、少しわがままに、自分のための生活を取り戻してください。
あなたが笑顔で生きることこそ、二世帯同居の最大の成功です。

応援してます!



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