主寝室と子供部屋を「離すべき理由」と離せないときの「対策」

主寝室と子供部屋を離すべき理由間取り

「主寝室と子供部屋は近くに配置すべきか?離すべきか?」

間取りを設計するうえで、一度は頭をよぎる議題だと思います。

チラシで配られる図面や、ネット上でUPされている「間取り」を眺めると、主寝室と子供部屋が隣に配置している間取りが大半ですよね。

近くに配置した方が、安心だし便利かな?

しかし、私は断然「主寝室と子供部屋の配置は離したほうが良い」と考えています。今回はその理由を解説していきます。

この記事の内容
  • 主寝室と子供部屋を離すべき理由
  • 我が家の具体例
  • どうしても隣合わせになってしまう場合の対策
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主寝室と子供部屋を離すべき理由

主寝室と子供部屋を離すべき理由は主に

  • 防音対策のため
  • プライバシーを守るため

です。

防音対策で解消できるストレスは2種類あります。

騒音が聞こえて耳障りに感じるストレス


耳障りによるストレス

  • 隣の部屋から音楽が聞こえてうるさい
  • うるさくて作業に集中できない
  • 騒音で眠れない
音漏れを心配するストレス


音漏れを心配するストレス

  • 周りに迷惑をかけていないか心配
  • 迷惑にならないよう静かにする
  • 足音が響かないよう静かに歩く

「音」は場合によって発する側も、受けとる側もストレスを感じることがあるので神経質になりやすい問題です。

家づくりの段階で解決できるのであれば、積極的に防音対策はしておくことをおすすめします。

また、プライバシーの観点からも部屋は離れておいたほうが良いと思います。

時には、家族にも聞こえてほしくない会話や物音もあるからです。

そもそも、主寝室と子供部屋が隣接するメリットはほとんどありません

  • なんとなく近くだと安心
  • 行き来がしやすい

ぐらいです。

子どもの安心のために必要な期間も幼少期に限られますし、動線の5mが10mに変わったところで大して変わりありません。

このように、主寝室と子供部屋を隣接するメリットはほぼなく、離すメリットは多くあるのです。

主寝室と子供部屋を隣にするデメリット

部屋を隣接させたとき、どのようなデメリットが生じる可能性が考えられるか挙げていきます。

睡眠の質が低下する

隣の部屋の物音や出入りが聞こえることで、睡眠が十分にとれない可能性があります。

私たちも、あと20年もすればトイレが近くなってしまうかもしれません。

そうなれば、夜中にトイレに往復する頻度も多くなります。

夜中にトイレに行くたびに、子どもたちを起こしてしまうのは嫌ですよね

睡眠不足は健康にも脳にも悪影響があることは知られているため、できれば避けたい問題です。

ぽんみ
ぽんみ
念のため、トイレは主寝室側に配置しましたよ。

子どもが彼氏(彼女)と電話しづらい

もし子どもに彼氏(彼女)ができた場合、電話をする度に話が聞こえるのでは?」と、きっとためらいますよね。

「若いうちは交際などさせん!」という厳格なご家庭には関係ないですが、中学生、高校生にもなればそのような相手ができることも想定しておかなければなりません。

しんめい
しんめい
まさか、うちの子に限って。。。

電話ができないばっかりに彼氏(彼女)とのコミュニケーションがうまく取れず、子どものストレスが増える。。

そしてその結果、親へ反抗してしまうなんてことも(((´・Д・`)))(考えすぎ)

ちなみに、私の友人は電話をしたいがために寒空の下1時間外で過ごす毎日を送っていたそうです。

しんめい
しんめい
私にはそんな甘酸っぱい思い出はありません!

子どもの受験期に気を遣う

もし子どもに受験勉強を頑張らせてあげたいご家庭であれば、受験シーズンの物音には気を使うことになります。

受験勉強でストレスがピークに達すると

  • 話し声
  • TVの音
  • 足音

全てに敏感になります。

しんめい
しんめい
受験期は短いといえど、約半年も気を使って過ごすのは結構しんどいです。

急に親(子ども)が入ってこようとすると間に合わない

部屋が近いと、親(子ども)が突然入ってこようとしても予測できません(笑)

部屋が離れていれば足音で気づくこともできますが、部屋が隣ではそれも難しいですよね。

いつ誰が入ってくるかもわからない部屋では

  • 勉強のふりをしてマンガを読む子ども
  • いかがわしいサイトを見ているお父さん
  • 家事をサボってごろごろするお母さん

たちは気が気ではありません。

しんめい
しんめい
落ち着いて好きなこともできない。

夫婦の営みが減少する

船渡アキラさんの著書「セックスレスにならない間取り: 子供がいても夫婦円満の仕組み

」によると、アンケートをとった夫婦のうち83%が、間取りが原因で「夫婦の営み」がしにくいと感じていたそうです。

営みがしにくいと感じる理由のうち、

  • 音漏れが心配
  • 主寝室が子供部屋と隣であること

と回答している方がそれぞれ14.6%もいます!

参考:「セックスレスにならない間取り: 子供がいても夫婦円満の仕組み 」

しんめい
しんめい
つまり、10人中1~2人が悩んでいることになります!

夜のコミュニケーションが減ることで、夫婦関係にも悪影響がでてしまう可能性も十分あり得ます。

なかなか話し合うことを遠慮してしまうテーマではありますが、長い夫婦生活を円満に送るには避けては通れないところです

我が家の具体例:主寝室と子供部屋の間取り

これまでの話を踏まえつつ、具体例として「我が家ではどのようにしたか」紹介したいと思います。
*我が家は二世帯住宅なので、少し特殊ですがご了承ください。

配置に関しては、主寝室と子供部屋を離し、その間には階段とクローゼットが置いてあります。

主寝室と子供部屋の配置

2階の間取り

図のように、

  • ドアからドアを遠ざけつつ、
  • 壁の間にはクローゼットを挟む
しんめい
しんめい
これだけ離せば、多少の物音は聞こえません。
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余談ですが、私たちにとって主寝室は「夜、寝るためだけの部屋」です。

予算の都合上妥協したことも多いので、配置以外で参考にできる点は少ないと思います。

しんめい
しんめい
唯一こだわった点としては、セミダブルが2つ入る最低限の大きさだけは確保しました。

二世帯住宅の部屋の配置はさらに難しい

二世帯住宅でプライバシーを配慮するためには、横の配置だけでなく縦の配置にも注意しなければなりません。

我が家の場合、試行錯誤していたら運よく縦の配置がずれる間取りに成功しました。

全ての部屋を離した図

一般的に、1階の物音が「2階に響くかも」と悩むことはあまりないと思います。

しかし、2階の物音が「下に聞こえてたらどうしよう?」と不安になる家庭は多いのではないでしょうか?

この間取りであれば、2階の物音が1階の部屋に響いても生活空間が異なるため気になりにくいと考えられます。

しんめい
しんめい
どれほどの効果があるかは住んでみないと分かりませんが、上手く間取りが作れたときは嬉しかったですね笑

どうしても部屋を離せない場合の対策:収納を挟む

プライバシーを守るために主寝室と子供部屋を離せれば良いものの、なかなかうまく設計できないご家庭もあると思います。

そのような場合は、部屋と部屋との間に収納を挟むようにしましょう

これによって、防音効果を高めることができます。

部屋と部屋との間に収納を挟む

部屋と部屋との間に収納を挟む間取り

実際に我が家では、1階の主寝室(義両親の部屋)と和室(義祖母の部屋)の間に収納を挟むようにしてあります。

防音材や壁を厚くするように設計すれば確実ですが、
収納で代用すれば余計な費用もかからなくて済むためおすすめです。

まとめ

今回、主寝室と子供部屋は離したほうが良いというお話をさせて頂きました。

その理由は以下の通りです。

  • 防音対策のため
  • プライバシーを守るため

子どもが小さい時だけでなく、大きくなった時のことも想像すると、各々プライバシーは十分に保たれていた方が色々上手くいくように思います。

一方で、主寝室と子供部屋を隣に置く間取りはメリットがほぼ無いばかりか、デメリットがとても多いです

そのため、現在設計段階の方は、ぜひ部屋を離す間取りを検討してみてください。

どうしても部屋を離せないときは、

  • 部屋と部屋との間に収納スペースを挟む
  • 防音材などを追加する

などの対策を検討してみてください。

以上、少しでも参考になったら嬉しいです。

ではまた。

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