私たちは、妻の両親と二世帯住宅を予定しています。
というのも、義両親からの提案があったからです。
現在住んでいる家を作り直して一緒に住もうと言ってくれました。
よく気にかけてくれる、優しいお義父さんお義母さん。
私としては色々悩むものがありましたが、嫁が将来的に安心できるならばと快諾しました。
が、これが浅はかでしたね。。。
今回は、5000万の住宅ローンを覚悟することになったときの話です。
ただただ私の心情を綴るだけですのでご容赦ください。
選んだ住宅メーカーは一条工務店
我が家が選んだ住宅メーカーは一条工務店です。
一条は価格が高くて有名?ですが、
- 性能が抜群に良い
- 長期的なトータルコストは他社と変わらない
ことを魅力に感じました。
また、基本的に【標準仕様】となっており、1つ1つオプションの必要性を悩まずに済む点も私にとって魅力でした。
*一条工務店については他の記事でも少し解説しています。機会があればまた覗いてみてください。>>【知っておきたい!】一条工務店で安く建てるための5つのポイント
当初の予定価格は4300万
仮契約時の予定価格は建物だけで4300万でした。
土地代が掛からないからまだ良いものの、この時点で「けっこう高いな」と感じていました。
しかし、
- 二世帯住宅のため坪数が大きいこと
- 一条工務店であること
を考えると仕方ないかなと仮契約を結びました。
義両親の希望を取り入れていったら。。。5100万!
ここからです、義両親の怒涛の注文が始まったのは。
- 部屋が狭い
- 動線が悪い
- キッチンは広くしたい
- 念のため〇〇を余分につけてほしい
義両親はもともと普通の一軒家に住んでいました。
二世帯住宅になると、2階分存在した生活スペースが「1階だけ」に変化するのだから不満が出るのは当然のことです。
あれよあれよと当初のプランから+800万。
その結果、5100万となってしまいました。
なんとか費用を削ろうと相談するも折り合いがつかず、ほとんど削れないまま5100万円に終着となりました。
一般的な二世帯住宅の建築費用と費用分担は?
ところで、世間一般的に二世帯住宅の建築費用はいくらなのでしょうか?
いまさらながら調べました。
二世帯住宅の建築費用は平均3566万(土地代除く)だそうです。
我が家よりだいぶ抑えられています。けっこう堅実なんですね。。
また、費用の分担も調べたところ、
「親世帯が半分もしくはそれ以上」と回答した割合が約70%です!
これは子世帯にはうれしい話。

でもお金のない義両親。。
5100万かぁ~
高いな~
まぁでも自分たちで出した要望だもん、自分で出すよね??


土地代を差し引いても少なくないですか?
仮にも提案してきた側ではないですか?
なんであんなにオプション増やしたんですか?
これまでのすべての言動が理解できず思考が停止しました。。。
白紙に戻したい、しかし。。
白紙に戻したい。
本気でそう思うようになりました。嫁にも本気で相談しました。
しかし、嫁の希望もあり「白紙に戻す」案はボツになりました。。。
その後義両親と話し合いをおこない、以下の案が挙げられました。
- 義祖母からも少し負担してもらう
- 義両親には毎月のローンを少し負担してもらう
- 家のこと、子育てをしっかりサポートしてもらう
これらの決定により、私のざわつきはいくぶん落ち着きを取り戻しました。
なんだかんだ言って優しいのよね。
ただ、義両親はもうすぐ年金暮らしが始まるお年です。
数年先では支払えなくなる可能性も無きにしも非ず。

最終的な負担額は4500万+利息=5000万程度
最終的に、私たちが負担する住宅費用は「4500万+利息=5000万」になる予定です。
私が使える生活エリアは実質25坪なのに5000万。
割に合わない。。
しかし!
ここまで重荷を背負ったからには「優しいマスオ」でいるつもりはありません!
- 嫌なものは嫌と言います!
- 関係ないお出かけには付いていきません!
- 付き合い酒もいたしません!

二世帯住宅購入における反省点
家が建つ前から暗い気持ちでスタートしている「二世帯生活」。
もし、二世帯住宅づくりを1からやり直せるようであれば、確実に押さえておきたい点は2つです。
1.打ち合わせ前に予算の相談をすべきだった。
これ、当たり前の話なのですが普通のお宅ならやりますよね?
どうしてやらなかったのか。。本当に後悔しています。
義両親のお財布事情は聞きづらいものですが、絶対に聞いてくださいね?
遅くなればなるほど自分の首を絞めることになりますから。
2.義両親との「価値観の違い」を把握し、優先順位をつけるべきだった。
夫婦ですら意見の食い違いはあるものです。
加えて、親とはなおさら意見が合わないことは簡単に想像がつきますよね。
家づくりで重視したポイントはそれぞれ以下の通りです。
- リビング重視
- 親・子部屋の適度な距離感
- 日当たり
- 無ければ無いでなんとかするタイプ
- 各部屋の充実(収納・動線・設備)
- 老後対策
- せっかくだからいいものを
- 備えあれば憂いなしタイプ
まあ、合わない合わない(笑)
私たちの場合、夫婦間では優先順位が決まっていました。
しかし、世帯間でのすり合わせはおこなっていなかったため、意見が合わず何度も図面を書き換えることになりました。
まとめ:おうちづくりは慎重に。
「二世帯、やめた方がいいですよ。」
とまでは言いませんが(笑)、事前に十分に話し合ったうえで決める必要があると思います。

簡単に決めてはダメ!ゼッタイ!
ともかくこうして、軽はずみに二世帯を了承した結果、5000万の負債を負うことになりました。
ほんとうは、「1億円を貯めてセミリタイアすること」が目標だったのに。。

なんとか、経済的に自由になれるよう模索していきます。
ではまた。
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